コラム

日本顔タイプ診断®協会公式!顔タイプのセルフチェック方法を解説

2023.07.21

人の個性を最も左右する顔。顔の輪郭やパーツの特徴、バランスなどから顔タイプを分析し、似合うファッションのテイストを分析する理論が顔タイプ診断®です。

顔タイプ診断®は、目や鼻の作り、顔立ち全体から顔タイプを分類しますが、「自分でもセルフチェックしてみたい」と思う方もいますよね。そこで今回は、簡易的な顔タイプのセルフチェック方法を解説します。

このコラムを読んでもらいたい方▼

  • 自分の顔タイプが気になる方
  • 顔の雰囲気に合うメイクや髪型が知りたい方
  • 顔タイプ診断®をやってみたい方

このコラムを読んで得られる情報▼

  • 自分に似合うメイクや髪型の傾向
  • 顔タイプ診断®のセルフチェック方法
  • 正しい顔タイプを知るための方法

1.顔タイプ診断®をセルフで行う時に知っておきたい2つの軸

顔タイプ診断®では、2つの軸をもとに顔タイプを診断します。

  • 子ども顔か大人顔か
  • 曲線タイプか直線タイプか

そして、一般社団法人日本顔タイプ診断協会オリジナルの顔タイプ診断®フォーマットと測定により、「キュート」「アクティブキュート」「フレッシュ」「クールカジュアル」「フェミニン」「ソフトエレガント」「エレガント」「クール」の8種類に分類し、おひとりおひとりに似合うテイストが分かります。

始めのステップである2つの軸は、顔タイプ診断®にとって大切な部分。それぞれどんな特徴があるのかをご紹介します。

1-1.「子ども顔」か「大人顔」か

顔タイプ参考画像:子ども顔タイプ、大人顔タイプ

まずは子ども顔か、大人顔かで分類します。それぞれの特徴を見ていきましょう。

子ども顔縦と横のバランスが子供バランスパーツバランスが下方心目と目の間が広い
大人顔縦と横のバランスが大人バランスパーツバランスが上方心目と目の間が狭い

1-2.「曲線」か「直線」か

顔タイプ参考画像:曲線タイプ、直線タイプ

次は曲線タイプか、直線タイプかで分けます。

曲線輪郭に骨を感じない目が丸い鼻筋がなく、肉感がある頬骨が高い
直線輪郭に骨を感じる目が細い鼻筋が通っている頬骨が低い

これらの特徴は一部であり、全体のバランスや各パーツの大きさなど、そのほかの特徴も考慮しながら分類します。

1-3.特徴から分かる8つの顔タイプ

顔タイプ 8つの傾向

顔タイプの種類は8つに分けられます。

  1. キュート
  2. アクティブキュート
  3. フレッシュ
  4. クールカジュアル
  5. フェミニン
  6. ソフトエレガント
  7. エレガント
  8. クール

それぞれの特徴を簡単にまとめたので、チェックしていきましょう。

顔タイプ特徴
キュート優しそうでかわいらしい、守ってあげたくなる印象
アクティブキュート元気で活発な、明るい印象
フレッシュ爽やかで親しみやすく、若くみられる印象
クールカジュアルボーイッシュでかっこいい、個性的な印象
フェミニン女性らしく華やかな印象、どこか色気も感じる印象
ソフトエレガント優しく上品で繊細な印象、落ち着いていて大人っぽい
エレガント華やかで洗練された雰囲気、大人っぽく落ち着いた印象
クール大人っぽくかっこいい、都会的な印象

2.顔タイプ診断®のセルフチェック方法ステップ①【子ども顔/大人顔】

顔タイプ診断®はセルフチェックで簡易的に調べることができます。まずは子ども顔タイプか、大人顔タイプかをチェックしてみましょう。

このタイプは7つの顔の特徴によって分類できます。以下のチェックでAが多いと「子ども顔」、Bが多いと「大人顔」です。

顔を真正面から鏡に映し、可能な限り客観的に調べてみてください。

2-1.顔の形(顔の長さ)

まずは顔全体の形です。丸みを帯びているのか面長なのか、また顔の長さも見てみましょう。

  • 丸顔、横長のベース型、顔の長さが比較的短い…A
  • 卵型か面長、縦長のベース型、顔の長さが比較的長い…B

2-2.あごの長さ

あごの長さとは、唇の下から始まりあご先端までを指します。

  • 比較的短い…A
  • 比較的長い…B

2-3.目の位置

顔全体から見て、目が離れているか寄っているかをチェックします。

  • 離れ気味…A
  • 寄り気味…B

2-4.鼻の高さ

鼻の高さを見て、子ども顔か、大人顔かを判断できます。

  • 鼻の高さが低い…A
  • 鼻の高さが高い…B

2-5.顔全体の立体感

次は顔全体の立体感です。「顔の立体感」というと少し悩みやすいポイントですが、鼻の高さや顔の凹凸、目元の彫りの深さ、骨ばっているかどうかで立体感が分かります。

  • 平面的…A
  • 立体的…B

2-6.目の大きさ

顔全体に対して、目が大きいかをみます。大きい目というのは目の幅が広いものも含まれます。

  • 目が小さい…A
  • 目が大きい…B

2-7.小鼻の大きさ

小鼻とは、鼻の先にある左右両端に膨れている部分です。この部分がご自身の目のいくつ分かをチェックします。

  • 小鼻の横幅が目1つ分よりも小さい…A
  • 小鼻の横幅が目1つ分よりも大きい…B

3.顔タイプ診断®のセルフチェック方法ステップ②【曲線/直線】

次に、曲線タイプか直線タイプかを見ていきましょう。こちらは8つのポイントで判断します。

以下のチェックでAが多いほど曲線的な顔立ち、Bが多いほど直線的な顔立ちです。

3-1.顔全体の形状

顔全体の形状が、

  • 顔に骨を感じない、丸顔もしくは卵顔…A
  • 顔に骨を感じる、面長もしくはベース型…B

になります。骨ばった印象かどうかを客観的にチェックしましょう。

3-2.頬の肉感

頬を見たとき、肉感や見た目が丸いかどうかを判断します。

  • 頬が丸く出ている…A
  • 頬に丸みがあまりない、薄い…B

3-3.目の形状

目の形、特に縦幅をチェックしてみましょう。

  • 目が丸く縦幅がある…A
  • 目が切れ長で縦幅が少ない…B

3-4.まぶた

目の形とあわせてチェックしたいのが、まぶたの形状です。二重か一重かも大切な要素ですが、二重幅も見ていきましょう。

  • 二重であり二重幅が広い…A
  • 一重もしくは奥二重…B

3-5.目の形(たれ目/つり目)

次はたれ目か、つり目かのチェックです。こちらもやや分かりにくいかもしれませんが、たれ目とは目じりに向かって下がっているような印象を与える目のことを指し、目頭が目じりよりも低いとつり目になります。

  • たれ目である…A
  • つり目である…B

3-6.眉の形

眉の形は眉山(眉毛の中ほどにある最も高い部分)がはっきり見えるかどうか、全体の形でチェックします。

  • 眉山が分かりにくい、アーチ型の眉…A
  • 眉山がはっきりしている、角ばった形の眉…B

3-7.鼻の形状

次は鼻の形状です。先ほども説明した小鼻の形や鼻筋が通っているかどうかで判断できます。

  • 小鼻に丸みがある…A
  • 鼻筋が通っている…B

3-8.唇の厚み

唇の厚みがどうなっているかをチェックしましょう。

  • 唇の厚みがある…A
  • 唇の厚みは薄い…B

4.顔タイプ診断®のセルフチェック結果が正しいか分からない場合の原因と対策

顔タイプ診断®のセルフチェックは、一度やってみると分かるように、「自分の顔が丸顔か面長か分からない」「唇は厚いほうだと思っているけど正しいの?」と悩むポイントがたくさん見つかります。いざ診断が終わって、これまで向き合ってきた自分の顔イメージとは真逆の結果が出るとしっくりこないことも多いでしょう。

そこで、この場合の原因と対策を次にご紹介します。

4-1.顔の特徴を客観的に判断できていない可能性がある

顔タイプ診断®のセルフチェックで納得のいかない思いをした場合、自分の顔の特徴を客観的に判断できていない可能性があります。

例えば普段のメイクをするとき、鼻を高く見せたい方は自分の鼻筋にハイライトを入れたり、小顔に見せるためにシェーディングをするかもしれません。唇にぽってりとした厚みを作りたい場合は、リップラインを強調するのも効果的です。

このように無意識に自分の好みに寄せるため、「客観的に見るとAだけど、自分にはBに見えている」というのは珍しくありません。

セルフチェックの結果が実際の顔タイプ診断®結果とずれてしまう可能性は高くなります。できる限り客観視できるようにするか、実際の数値を測ってチェックする必要があります。

4-2.資格を持ったプロのアドバイザーへの相談がおすすめ

これまでご紹介したセルフチェックとは、あくまで簡易的なものです。自分が「子ども顔か大人顔か」「曲線的か直線的か」が分かったとしても、客観的な視点での診断は専門知識が必要です。

顔タイプ診断®には認定資格があり、この有資格者は顔タイプ診断®の知識を備えたプロのアドバイザーです。正しい顔タイプが分かるだけでなく、より一人ひとりに似合う服装や髪型のコツもアドバイスしてくれるでしょう。

「セルフチェックだとよく分からなかった」「確実に自分の顔タイプを知りたい」という方には、プロのアドバイザーへの相談がおすすめです。

一般社団法人日本顔タイプ診断協会公式YouTubeチャンネルでも、セルフチェックのポイントを解説しているので、チェックしてみてくださいね。

5.まとめ

顔というのは、個性が最も出る部分であり、人の印象を大きく左右するものです。一人ひとりで異なる顔を診断する顔タイプ診断®は、活用できれば、毎日のファッションからメガネやアクセサリーといった小物の使い方、ブランド選びから写真映りに至るまで、仕事や私生活で大切な第一印象をより良くすることができます。

セルフチェック方法もありますが、正しく顔タイプを知るには資格を持ったプロのアドバイザーのサポートが必要です。

一般社団法人日本顔タイプ診断協会では、顔タイプアドバイザー1級認定講座などを受講し資格を取得したアドバイザーが、東京をはじめ札幌や横浜、大阪、名古屋、京都、神戸などを拠点に、顔タイプ診断®を実施しています。

女性だけでなくメンズ向けの診断、骨格診断やパーソナルカラー診断もできる有資格者がいるため、興味のある方は顔タイプ診断®の受講コース一覧をぜひチェックしてみてください。